フィレンツェからこんにちわ。《一年ぶりにカットさせていただきました》

Siiの日常

フィレンツェからこんにちわ。

もう一月も終わり

年があけたと思ったらあっという間に１２分の１が過ぎ去ろうとしています。

毎日時間の流れが早すぎてたまに記憶の無いときもありますが日々充実しております。

着々と進めていたトータルビューティーもどんどん形になってきて、益々やることは増えそうですが、楽しい明るい未来が待ってると思うとさらに頑張れそうです。

前サロンにて

１年前に施術をさせて頂いたT様からご連絡を頂きました。

T様は更なる成長を求め遠く外国の地であるフィレンツェ《イタリア》に留学されていました。

現状には満足せず、もっと高みを目指す姿勢は本当に見習うべきだなと思いました。

１年ぶりにもかかわらず、わざわざSiiにまで来て頂いた事を本当に嬉しく思います。

海外記事はこちら→https://elme-tokyo.com/sii-aoyama/daiary/フィラデルフィアからこんにちわ%E3%80%82『美容師の力/

異国の地で

新しい事を学ぶのって本当に勇気がいることだと思います。

ましてや最初の難関である言葉の壁や文化の違いなどで、とても苦労したという経験談はたくさん聞いた事があります。

そんな環境に飛び込むだけで相当エネルギーが必要で、さらにそそこで学ぶという姿勢がいかに難しいことなのかとも思います。

今の自分には中々出来ないことなので、その行動力をとても羨ましくも思います。

当たり前って当たり前じゃない

この言葉はT様から色んなお話を伺った中で、一番突き刺さってる言葉です。

例えば日本だと公共の乗物はほとんど定刻通りに来るのが当たり前だけど、海外だとそれは決して当たり前ではない。

何か困った事があって緊急で対応して欲しい場合、日本だと２４時間対応もよくありますが、海外だと決められた時間外の対応はまた翌日からなど。

毎日この恵まれた日本にいるとなんとなく周りの環境に対して当たり前という気持ちになることがほとんどです。

でもそれって当たり前じゃないんだよって事を再確認できました。

美容師にも同じことが言える

毎日お客様に来て頂けることも決して当たり前ではなく、毎日髪の毛を切らせて頂けるのも当たり前ではありません。

よくお客様から『新井さんすごい淡々と髪の毛を切りますね』と言われるのですが、内心とっても緊張してます。

なぜならお顔周りでとても切れ味の良いハサミを駆使して仕事をしているので、万が一何かあったらと思うととてもじゃないけど緊張なしでは仕事は出来ません。

もちろん全面的にその空気感が出すぎてるとお客様が不安にかられてしまうので、そう思われないように一生懸命取り組ませて頂いてます。

今回、また違った角度からのお話をたくさん聞けてとても参考になりました。

さらに自分に厳しくもっとお客様に喜んで頂けるように努めて参ります。

T様、本当にありがとうございました。