コラム
〜ヘアケア編〜
現代において多くの方が気になっているであろう頭皮の状態とお肌についてのお話です。
大事なキーワードとしては
頭皮もお肌もとても関連性が高く、どちらかのコンディションが悪いと、もう一方にも悪影響を及ぼすので、常に良好な状態にしておくのが望ましいです。
頭皮と肌の違いとは?
頭皮と肌の基本的な構造は同じと考えて良いと思います。
しかし、他の肌と比べ、頭皮は表皮が厚く、外部からの刺激への感度が鈍いといった特徴があります。
また、皮脂分泌量が多い上に、髪が密集しているためムレやすいなど、細菌の繁殖しやすい環境でもあります。
さらに、頭皮はほかの皮膚に比べるとバリア機能が弱くデリケートなので、優しく扱うことがとても大事になってきます。
それぞれの違いをまとめるとこのようになります。
肌《顔》 | 頭皮 | |
皮膚の厚さ | 薄い | 厚い |
水分量 | 多い | 少ない |
皮脂腺の数 | 多い | かなり多い |
経皮水分蒸発量 | 小さい | 大きい |
刺激への感度 | 良い | 悪い |
といった具合に分けることが出来るのでご参考下さい。
悪い状態から良い状態へと導く方法
どうしても、『頭皮ケア=男性が行うもの』というイメージがまだ現代でも残っていますが、実際は女性の方でも様々な悩みを持っている方が多数います。
悩みは人それぞれですが、薄毛・ボリューム出ない・炎症・匂いなど様々です。
男性は育毛というキワードから頭皮に何かを付けるという行為には慣れている方が多いと思います。
その半面女性は頭皮に何かを付けるということには慣れておらず、むしろ何を付けて良いかが分からない方が本当に多いです。
お肌のスキンケアと同様に頭皮ケアも
お肌はクレンジング後、しっかりアフターフォローをするのですが、頭皮はシャンプー後ドライヤーなどをするにもかかわらず、特にケアをしないのが割りと普通になってしまっているので、少しずつ頭皮ケアもお肌のスキンケア同様に行えることがとても重要だと思います。
一般的に多くの女性が当たり前のように、お顔のクレンジング後には化粧水・乳液などを付ける事があると思います。
それと同様に頭皮にも頭皮用の化粧水・スカルプローションなどを付けるだけで頭皮環境は潤い、健やかな状態を保つことが出来ます。
頭皮環境が良いと普段のお肌の調子も良くなり、お肌トラブルを起こしにくくなります。
頭皮のコンディション簡単チェック法
Step1〜頭皮の状態をチェック
指の腹で頭皮をこすり、指にフケがついたら頭皮が乾燥気味で脂っぽくなったら皮脂が過剰に分泌されている可能性があります。
Step2〜頭皮の硬さをチェック
頭皮が硬く突っ張り感がある場合は、頭皮が凝っていて血行が良くない証拠になります。健康的な頭皮は柔らかくて良く動く状態です。
Step3〜頭皮の色をチェック頭皮の色は、青白く透き通っている=健康《良い》、やや黄色っぽい=やや不健康《注意が必要》、赤〜褐色=何らかの炎症が起きている《要注意》と判断することが出来ます。
いきなり全てを変えていくのは難しいと思います。
ですが知識として知っていて、少しずつ改善していけば必ず良い結果に繋がるのでぜひご参考下さい。
青山・表参道の美容院『Sii(シィ)』は、青山一丁目駅から徒歩5分。カラーと質感改善が得意なプライベートサロンです。独自のヘアケア、似合わせのカラーリング技法、低温デジタルパーマなどとにかく『テクニック×ケミカル』にこだわりを持っています。
Sii/青山一丁目/美容院/ヘアスタイル/ブログ/コラム/口コミ/新井徹
最近のコメント