施術事例《before after》
〜カット、カラーリング編〜
ブリーチをした後って色んな色味にチャレンジ出来たり、なりたい色味を再現し易いかと思います。
その反面、毛髪が傷んだりパーマや縮毛矯正などがやりづらくなるなどのデメリットがあると思います。
今回はあえてブリーチを用いないで高彩度のカラーリングを表現していきたいと思います。
まずはこちら
before
クセの強さ 10段階で3レベル→ややうねりがある
髪の太さ 普通→普段巻いたりされるので毛先にいくにつれてやや硬い質感
毛髪の明るさ 新生部2センチ 既染部 13レベルのベージュ系が褪色している状態
毎回2か月周期でご来店され、今回担当させて頂くのが4回目で今までも高彩度カラーに向けてのベース作りをしてきました。
今回のポイント
長さは変えないのでカラーリングで変化をしっかり出す
もちろんブリーチは使わないが高彩度カラーにする
毛髪自体が軽く見えるような質感にする
そしてカット、カラーリング後がこちら
after
伸ばされているのでカットラインを整えました。
使用薬剤 明度を変えないように同じレベルのグレーパール
塗布方法 新生部にもしっかり同系色の色味が入って欲しいので、根元から被せるようにワンメイク
この手の色味は変に濃く入りすぎると色味が沈んで見えてしまい、かえって顔色が悪く見えてしまいます。
透明感が出るように高彩度で仕上げるのがポイントです。
さらに写真を比べるとこのようになります
明度は変わらないけど彩度が変わることでスタイルの見え方が変わると思います。
なるべく色味を持たせる方法
とてもお気に入りの色味になってもすぐに抜けてしまうのでは勿体無いと思います。
色味が早く抜けてしまう原因の一つに毛髪自体が色味を保持する事が出来ない事にあります。
度重なる色んな施術により毛髪内部の栄養は流れ出てしまい、せっかく入れた色味も毎日のシャンプーで流れ出てしまいます。
そんなときには毛髪の強度を上げる事をオススメします。
一度傷んでしまった毛髪は元には戻らないので、擬似的に強度を上げる必要があります。
そうすることで毛髪の色味の保持に繋がり色味の持ちがアップします。
1回で理想に
することはもちろん可能ですし、そのほうが満足する方もたくさんいらしゃると思います。
今回のご提案はいかに毛髪に負担をかけず余力を残せるかだと思います。
余力が残ってることでヘアデザインの幅も広がり、なりたいヘアスタイルになることも可能です。
また、時間をかけてしっかりとしたベースを作る事で、カラーリングの再現性も広がると思います。
良ければご参考下さい。
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