施術事例《before after》
〜カット、低温デジタルパーマ〜
本格的な冬の到来で寒い日が続いていると思います。
乾燥も酷く中々思うようなスタイリングが出来ないこともあるかもしれません。
そんな時はカットでレングスを変え、低温デジタルパーマで動きをプラスしてスタイリングを楽にしていきましょう。
まずはこちら
before
クセの強さ 10段階4でレベル→大きなうねりが中間から毛先にかけて少しある
髪の太さ やや軟毛→毛先にいくにつれてぱさついている
毛髪の明るさ 6レベルから9レベルのグラデーションになっている状態
元は鎖骨した20センチのロングスタイルになります。
今回は10センチカットし低温デジタルパーマをプラスしてセミロングスタイルにチェンジしていきます。
また、元々程よいクセがあるので使用薬剤は極力弱く設定し、柔らかい動きをイメージしていきます。
カット・パーマ後がこちら
中間から毛先にかけて動きがプラスされたと思います。
ラフドライで乾かした際に立体的な動きが欲しいので、外ハネになるような巻収まりを多くしました。
そして仕上がりこちら
after
中間から毛先にランダムな動きがプラスされたので華やかな印象になったと思います。
今回は元々クセがあるお客様なので、使用薬剤の8割をトリートメント成分にし、温度は40度に設定しました。
そうすることで、カール自体が柔らかく仕上がるようになります。
スタイリング方法は至って簡単で、ミルクもしくはをオイルを乾かす前に中間から毛先に揉み込みます。
この際、とくに乾かし方の難しい手の動きは無く、8割程リバース(顔側と反対)に向けてどんどん乾かします。
ほとんど乾いたらフォワード(顔側に向かって)に向かって風を当てたらドライは終了です。
ラフドライでもかなり動きが出るので必ずスタイリング剤を付けなくても大丈夫なのですが、季節柄、今は特に乾燥の時期なのでポリッシュオイルとセラムミルクを混ぜ合わせたものをオススメしています。
どちらも重くなり過ぎることはなく、ツヤ感がグッと増すのにさらっとした質感に仕上がるので、パーマスタイル以外でも多く使う事が出来ます。
ここでの注意点としてはあまり濃厚なオイルは使わないこと。
パーマで軽やかにしたいのに仕上げのオイルが重いとスタイルも重く見えてしまうので気をつけて下さい。
写真を比べるとこのようになります
ヘアスタイルが変わると気分が変わると思います。
また、パーマがかかっているだけで軽く髪をまとめた時に良いアクセントとなり、あたかもしっかりアレンジしてる風になるのもパーマスタイルの魅力だと思います。
パーマって
希望通りのスタイルにならない、スタイリングが難しい、毛髪が痛むなどネガティブワードがかなり多いと思います。
実際、その通りで痛まないパーマは無いですし、美容師さんがやると良い感じだけど自分でやると上手くいかない。
こういったお声が多いのも確かだと思います。
けれど、パーマはカットと直結した技法になるのでプロセスを順を追って確実にクリアしていけば中々失敗は無いと思います。
全ての基本はカットであり、そこに良い薬剤が絡んでも最高のパフォーマンスを生み出すのは難しいと思います。
自分としてはもっと多くの方にパーマスタイルの楽しさを知って頂けたらなと思っています。
パーマスタイルに不安のある場合は担当の美容師さんにじっくり相談し、理想のデザインを共有しながら行うのが失敗しないポイントだと思います。
ぜひご参考下さい。
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