施術事例《before after》
〜カット、カラーリング〜
いよいよ12月に入りなんだか世の中が忙しくなってきていると思います。
私も毎日バタバタとしておりますがしっかり2018年もやりきりたいと思っています。
この時期に美容院にいらっしゃるお客様は夏の強かった紫外線にやられていてしまったり、いつもより退色が進んでいて明度が明るくなってしまってる方が多いと思います。
今回はその素材をあえて生かしてまた違ったデザインにしていきたいと思います。
まずはこちら
before
クセの強さ 10段階で3レベル→やや大きなうねりがある
髪の太さ 普通毛→毛先にいくにつれてぱさつき、絡まりがある
毛髪の明るさ 3ヶ月前に染められていて褪色が進んでいて13レベルになっている(ところどころ入ってるハイライトは15レベルになっています)
近年、明度が明るめなデザインやブリーチを使ったハイライト、グラデーションが増えていると思います。
スタイルに立体感も生まれいつもとは違ったデザインになるので、オススメな部分もたくさんあるのですが、その反面退色後は明るくなりすぎてしまったり、黄色味が目立ち毛髪自体が傷んで見えてしまうというデメリットもあるかと思います。
ただ、デメリットに感じてしまう部分も素材をうまく生かすことで素敵なデザインに繋がると思うの実践していきます。
そして仕上がりがこちら
after
今回使用した色味は紫、灰色(グレー)、青を混ぜ合わせたカラーリングになります。
紫を多めに入れているので、1番の大敵である黄色みをしっかり抑えることができ、ツヤ感・透明感をプラスした色味になっています。
さらに写真を比べるとこのようになります
カットは長さは変えず、レイヤー(段差)をプラスしたシンプルなものなので、今回はカラーリングによる大幅なイメージチェンジになったと思います。
擬似的なアウトバスをつけなくても色味の変化で傷んで見えにくくすることが、楽しいカラーリングを楽しむ秘訣になると思います。
素材を生かす
今回はハイライトなどがあり元々明度が高かったものを生かしたデザインになりました。
そうすることで毛髪に極力負担をかけることなくいろんなデザインが楽しめると思います。
また、素材を活かすのはカラーリングに限らず、元々のクセを生かしたり、ヘアスタイルをうまく利用することで、
カット、カラーリング、パーマ、ストレートなど様々なデザインと連動してくると思います。
元々の素材美を生かすことが失敗しないヘアスタイルを楽しむ1つのポイントにもなってくると思うので、お困りの方はいつも担当している美容師さんにぜひ相談してみて下さい。
きっと素敵なアドバイスが聞けると思います。
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