施術事例《before after》
カット、パーマ編
コロナウィルスの蔓延により何かと慌ただしい世の中ですね。
そこに加えて花粉症にも悩まされていますが今日も元気にブログを書いていきます。
今回は5ヶ月振りのご来店のお客様の施術をお伝えしていきます。
まずはこちら
before
クセの強さ 10段階で3レベル→ほんのりうねる緩やかな状態
髪の太さ 細毛→少し乾燥しやすく、絡まりやすい特徴がある
毛髪の明るさ 元々、地毛の色素が薄くロングになればなるほど毛先が退色していく
今回の改善ポイント
・長過ぎて全体にパサついた印象があるのである程度長さを切り傷んで見えないように
・5ヶ月前のパーマが残っているが、動きがあるのが毛先中心なのでカットベースを変えていく
・全体的に華やかな印象にしたいのでカール感を出す
途中経過
痛み過ぎてしまった毛先を切り、レイヤー(段差)を入れ直しました
全体にカールが欲しいので全ての巻き納まりをランダムに設定します
そうする事でカール同士がぶつかり合い自然にほぐれたカールに仕上がります
パーマの後は一般的にはあまりシャンプーをしない事が多いそうなのですが
Siiでは泡立てまでしっかり行います
もちろん普通のシャンプー剤ではなく薬剤の残留、残臭を防ぐ事に特化した
カタラーゼ、エルカラクトン、ヘマチンがメインの物を使用します
そうする事でご自宅に帰った後もパーマ特有の臭いの軽減にも繋がり、
残留物がない事でパーマの持ちにも影響を与えます
そして仕上りがこちら
濡れている状態で全体にカールがプラスされているのが分かるかと思います
さらに乾かすと雰囲気が変わります
仕上げにはマルラオイルを揉み込んでいます
さらに写真を比べるとこのようになります
長さを切ってレイヤー(段差)を入れ直し、新しいカットベースにパーマが加わる事で雰囲気が変わります
毛先中心に動いていたものが立体的なスタイルになったかと思います
パーマをかけるにあたって
とても重要なのは自分がパーマスタイルを求めているのか、それともコテで作るスタイルが好きなのか。
今時のSNSに上がってる多くの写真はコテで仕上げたスタイルがほとんどで、これもパーマなのかな?と悩んでしまうお客様も多くいるかと思います。
なのでそんな時は担当の美容師さんに相談するのが一番ですし、普段のライフスタイルを見たときに毎朝コテで巻く時間があるのか。
はたまた朝からパーマスタイルを再現する時間はかけれるのかなど。
せっかくデザインを変えたのにいつもより大変になってしまってはかえってマイナスになることもあると思います。
カラーリングと大きく違うポイントは、毛髪自体の構造を変えていくのがパーマの施術になるので、よく良く考えて行う事が失敗しないパーマの秘訣になると思います。
ぜひご参考ください。
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