施術事例《before after》
〜カット、縮毛矯正〜
この梅雨の時期、圧倒的に増えて来るのが縮毛矯正かと思います。
クセが原因の方ももちろんいますが、それ以前に一番重要なのはカットだったりします。
今回はカットと縮毛矯正のリアル施術をお届けしていきます。
まずはこちら
before
クセの強さ 10段階でレベル→ややうねりがある
髪の太さ やや硬い→毛先にいくにつれてぱさついていてやや切れ毛がある
毛髪の明るさ 2ヶ月前に染められていて褪色が始まり10レベルになっている
縮毛矯正の履歴 14ヶ月前にされている
今回の大事なポイント
クセが凄く強いというよりは、根元10センチ付近からの削ぎの方がかなり深刻かと思います。
この削ぎによりさらに毛髪全体が広がる原因になってしまっています。
全てを一度に治すとなるとかなりの短さになってしまうので、今回は痛みすぎている毛先を無くしつつ新生部のクセの対応をしていきたいと思います。
既染部に関しては、以前どのような薬でどのような処置が行われていたのかが分かりません。
なので安全策として既染部は薬剤塗布をせず、なるべくリスクの少ない方法を選択していきます。
緑の線まで薬剤塗布をしてクセをしっかり伸ばし、オレンジの線には薬剤の塗布をせずプロテクトしていきます。
そして仕上がりがこちら
after
当初に比べて収まりはだいぶ良くなったかと思います。
ただ、まだこれでは以前の既染部も残っているのでもう少し時間はかかると思います。
さらに写真を比べるとこのようになります
クセが無くなるとヘアスタイルの見え方が本当に変わってくると思います。
縮毛矯正は
一度やるととても楽になるし梅雨時期には欠かせないメニューになっていると思います。
特に今では色んなやり方や名称が増えていて、縮毛矯正が出た当時の仕上がりとはまた異なった自然な質感にも出来ると思います。
一見良いところばかりなのですが、薬剤や熱を用いたりする施術なのでダメージゼロは難しいと思います。
なので、極力負担を軽減させ毛髪に余力を残していくのが大事になってくると思います。
加えて大事になってくるのはカットになります。
いくら縮毛矯正が良くてもカットがチグハグになってしまうと、まとまるものもまとまらなくなってしまう恐れもあります。
クセや広がりを気にする方は割りと毛量を気にする方が多いかと思います。
その結果、量を減らしすぎたことによる広がりを誘発しかねないのです。
なので今一度毛髪コンディションしっかり確認した後に施術に移るのが安全だと思います。
疑問に思うことや分からないことはぜひ担当の美容師さんに聞いて見て下さい。
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