コラム

〜ヘアケア編〜

ヘアケアに限らず色んな分野で聞かれるオーガニックという言葉が少し分かって頂けるお話。

オーガニックとは

オーガニックと言われたら何か良さそうと思ったり、安全そうだなぁと思うのが一般的な印象だと思います。

もちろんその感じ方は間違っては無いですし私自身もそう思います。

ですが、各国によって審査基準が違い、オーガニック先進国と言えばヨーロッパ、続いてアメリカという流れになるかと思います。

その中でどのように基準が違うかと言うと、水を含む９５%以上が自然原料である事や、植物原料の９５%はオーガニックでなければならない、１００有機栽培で育てられた原料を使っていること、など一部ではありますが様々な厳しい決まりがあります。

そんな厳しい審査基準を専門機関から認められているものを指します。

専門機関とは

EUで最も有名な【NaTrue】

フランスでは【ECOCERT】

イギリスでは【SoilAssociation】

アメリカでは【USDA】

日本では【JOCO】

と他にも多数ありますがこのような機関があります。

こういった専門機関に認められて初めてオーガニックという形になります。

ですが日本で専門機関が発足されたのは比較的最近の事なので、オーガニック先進国に比べたらまだまだこれから発展していくと言えます。

オーガニックなら絶対安全なのか

ここにオーガニックの落とし穴が隠されていると言っても過言では無いと思います。

どういった事かと言うと、数種類配合されている成分の中にたった１種類配合されているだけでオーガニック商品と言えてしまうのです。

容量的な見解であれば１００ｍｌ中に１ｍｌ配合されていればそれもオーガニック商品になるのです。

なので他に防腐剤やパラベン系の物が配合されていても同じオーガニックのカテゴリーになります。

オーガニック商品の選び方

オーガニック商品を求める方は何らかの悩みを持っていたり改善策として用いる方が多いと思います。

私自身も肌が弱く敏感肌なのですぐに肌が乾燥したり赤味が出ることがあります。

そういった部分でケミカル要素の少ないオーガニック商品はとても魅力的に感じ、安心感を得る事が出来ます。

ただし、選ぶときに注意して頂きたいのは商品自体にどのようなものが配合されているかです。

商品の一部がオーガニック成分であれば何の問題無い方もいれば、僅かなケミカル成分に反応してしまう方もいます。

また、１００％オーガニックでも使用されている素材自体に元々アレルギーなどがあれば、それは炎症反応などを起こしてしまう原因にもなるかと思います。

オーガニック商品はうまく付き合う事が出来ればとても良いものだと思うので選ぶ際の参考にして見て下さい。

青山・表参道の美容院『Sii(シィ)』は、青山一丁目駅から徒歩5分。カラーと質感改善が得意なプライベートサロンです。独自のヘアケア、似合わせのカラーリング技法、低温デジタルパーマなどとにかく『テクニック×ケミカル』にこだわりを持っています。

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