Siiの日常
梅雨前の対策には新メニュー『Re'tres(リ'トレス)』!!
広がりやうねりを和らげ、くせ毛、縮毛矯正毛やブリーチ毛のコンディション改善も期待できます!
すっかり寒さも無くなって暖かい日が続いていると思います。
気候的にとても過ごしやすく、ヘアスタイルに関してあまり悩まない方もいるかもしれません。
ですが、梅雨という中々厄介な時期はあっという間にやってきます。
普段は気にならない方でもいつもよりスタイリングがしづらかったり、元々クセがある方などは広がりやすくなりうまくまとまらなくなる方もいるかと思います。
そういった時期の一般的な対処方としては縮毛矯正だったり、重めに仕上げる保湿タイプのトリートメントなどがあると思います。
もちろんどちらも正解だと思いますし、その対処方でうまくいくなら全く問題無いと思います。
でも出来ることならそれ以外の何か違った方法で解決したい!
そんな方へ向けた新メニューが『Re'tres(リ’トレス)』になります。
Re'tres(リ’トレス)とは
Reは接頭辞(ラテン語が由来→再びという意味)
tresはラテン語(スペイン語も)3という意味
3つのRe'
Rebuild(再建する)
Remake(再製する)
Redress(正しい方向へ導く)
この3つのRe'を軸に考案されたヘアスタイルサポートシステムになります。
一番の目的は普段の毛髪の扱いや、ご自分でのスタイリングを楽にすることです。
Re'tres(リ’トレス)ってなにするの
一般的に美容院での施術にあるカラーリング、パーマ、縮毛矯正などのほとんどの薬剤がアルカリ性のものになっています。
それに加え還元剤の力を利用して、軟化・膨潤などを引き起こして様々なデザインをしていくのが普通になっています。
Re'tres(リ’トレス)ではあえてそういった部分には一切頼らず、毛髪のおさまりや、毛髪のコンディションアップ、エイジングケアに結びつけていくのが狙いになっています。
リンゴ酸により毛髪のphをコントロールし、加水分解シルクで疑似キューティクルの形成を助け、豊富なアミノ酸により毛髪にハリ・コシを与えコンディションの改善を促していきます。
それにより、本来切ってしまう結合を切ること無く施術が行えるので毛髪自体にかかる負担を大幅に減らす事が出来ます。
主成分をグリオキシル酸にすることで、イオン結合から生まれるクセの緩和を促し、ヘアスタイル全体の操作性を高めていきます。
Re'tres(リ’トレス)が向いている方と向いてない方
向いている方
大きなうねりがあり、アホ毛などが広がりやすい方
過度のアルカリ施術により毛髪のダメージが深刻な方
縮毛矯正ほどのしっかりとした真っ直ぐな状態を求めない方
ブリーチ毛や縮毛矯正毛の既染部を少しでも改善したい方
普段のヘアスタイルの操作性をとにかく楽にしたい方
加齢により毛髪自体が弱りハリ・コシが失われている方
向いてない方
縮毛矯正のような真っ直ぐな仕上がりを求める方
シリコンコーティングによるギラついた質感が好きな方
現状よりもボリュームを出したい方
大まかに分けるとこのようになります。
ここで今回初めてご来店頂いたS様に毛髪のコンディション改善とボリュームダウンを実践していきます。
まずはこちら
before
クセの強さ 10段階で3レベル→大きなうねりがある
髪の太さ やや細毛と普通毛の混在→毛先にいくにつれてややぱさつき絡まりがある
毛髪の明るさ 3ヶ月前に染められていて所々にブリーチによるハイライト施術が施されている(ブリーチ部分が裂毛になっている)
ご自分で乾かす際、濡れている状態から乾かせば乾かすほど広がってしまい、毎日内巻きになるようヘアアイロンで巻くが時間が経つと結局広がるのが今の悩み。
また、濡れている状態だと毛髪自体を梳かすのにとても時間がかかるみたいです。
今回の改善ポイント
・濡れている時の絡まりを無くす
・ブリーチ部分を少しでも良好な状態に導く
・全体にある大きなうねりの緩和
この3点の改善を重点的に行っていきたいと思います。
シャンプー後はこちら
濡れていると絡まりやすそうなのがより一層わかると思います。
ここから実際の施術の流れに入ります
ミスト状の処理剤でリンゴ酸の効果によりphを整え絡まりを無くしていきます
ブリーチ部分などのハイダメージ部分にはクリーム状の処理剤でダメージ軽減を促します
ここまでの処理剤により既に絡まりが無くなります
ここで全体にゲル状の薬剤を塗布していきます
既に絡まりが無い状態なので余計なテンションが掛かることなく施術が行なえます
放置時間の際はミストによりしっかり加温をしていきます
そして流しの際はヘマチン・加水分解シルク・CMCの力により毛髪強度の向上をしていきます
流し終わった後がこちら
当初問題になっていた絡まりが無くなりました
そして乾かした後がこちら
after
今回、Re'tres(リ’トレス)の素の状態を見て頂きたいのでアウトバスも付けずカットもしていません。
ただひたすらにハンドドライのみになります。
アウトバスを付けたりブローをすることでもっとツヤを出すことは簡単に出来ます。
さらに写真を比べるとこのようになります
改善ポイントの3つをしっかりクリア出来ているかと思います。
広がりが無くなったのが一番分かりやすく、ブリーチ部分の改善も良好な状態だと思います。
仕上げに
全体に軽く熱を加える事で質感の持続力が上がり、良質な状態が1ヶ月前後保たれます
熱を加えるとまた違った質感に見えると思います
そして一週間後再度ご来店頂いた様子がこちら
予め、朝起きて何もしない状態でのご来店をお願いさせて頂きました。
施術前と比べると断然収まりが違うのと、内側の絡まりが強かった部分もしっかり絡まりが無くなっています。
どちらもお客様ご自身で乾かしたものになります。
自分で乾かしてここまで仕上がりに違いが出ると普段のスタイリングはかなり楽になると思います。
総評
お客様ご自身のお声として『朝のスタイリングが楽ちん、夜に乾かす際のストレスがかなり減った、自分でもうまく扱えるようになる』この三点が大きな要因になると思います。
また、ダメージレスで施術を行うことで安心感もあり、グリオキシル酸の効果により定期的に繰り返すことで毛髪がアルカリ領域ではなく、酸性領域の耐性を持つようになるのでより毛髪コンディションの改善に繋がると思います。
元々あるクセを全て無くすのではなく緩和する、このやり方が良い意味でやり過ぎていないのでお客様ご自身でもスタイリングがしやすいんだと思います。
さらに目的に合わせてボリュームダウンなのかコンディションの改善なのかを、お客様一人一人に合わせられるのもRe'tres(リ’トレス)の魅力の1つだと思います。
まだ今後もRe'tres(リ’トレス)は様々な進化を遂げる予定です。
ぜひ参考にして見て下さい。
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