よくあるご質問
〜カラーリング編〜
Q.ハイライトやローライトってどんな仕上がりになるんですか?興味はあるんですがイマイチわからなくて・・・。
A.✂ヘアスタイルに立体感やメリハリが生まれシングルカラーでは出せない質感を再現出来ます。使用薬剤、入れ方によって様々なデザインを楽しむことが出来ます。
どのような仕組み?
一般的に元々の明度《カラーをする前の明るさ》に対して4レベル程差があるものを言います。例えば元の明度が8レベルに対して12レベル〜がハイライトになり、4レベル以下になるとローライトという形になります。
明度差があればあるほどスタイルが際立ち、逆に明度差が近い程より馴染みナチュラルな仕上がりになります。
なのでスタイルの用途に合わせて使い分けるのが良いかと思います。
スライシング・ウィービング
ハイライト・ローライトと聞くと良くこの2つの技法を聞きます。《他にも色々ありますが》ではどのような効果があるかと言うと、まずスライシングとは面でパネルを取るので出やすいという効果があります。
なのでしっかりと際立たせたい、デザインとして割りと分かりやすい技法だと思います。
逆にウィービングは線でパネルを取るので馴染みやすいです。効果としては凄く主張するというよりはベースを際立たせるという感覚に近いと思います。
ここでご紹介したのはあくまで一般的なものであり、元々のヘアデザイン《重い、軽い、短い、長い》により大きく左右されます。
また、今現在のサロンワークではスライシング・ウィービングを組み合わせる事が普通になっているので、やり方次第によっては際立たせる事も馴染ませることも両方可能です。
なので実際行う際には担当の美容師さんにしっかりアドバイスを頂くのが良いかと思われます。
メリット・デメリット
メリットとして1番大きなポイントは、ヘアスタイルにメリハリが生まれ動きや立体感を生み出すところです。例えば前髪が重く見えすぎる印象ならば、少しハイライト入れるだけで軽く見え、逆に顔周りの膨張を防ぎたいなどであれば、ローライトを入れるだけで引き締め効果があります。
加齢と共にヘアスタイルが潰れやすく寂しい印象になりがちなものを、立体感をプラスしてカバーすることも出来ます。
では、デメリットは何かと言うと、シングルカラーの中に他の明度差があるので単色の統一感ある色味になりにくい。《わざとムラっぽく見せるデザインもあります》
また、ハイライト・ローライトの使用薬剤によってはかなり残り易いものもあるので後々デザインの邪魔をする可能性がある《部分的にヘアコンディションが違うので薬剤の反応が異なる》
ハイライト・ローライトはヘアデザインを楽しむ上では欠かせないポイントになってきていると思います。少しのプラスアルファでデザインが大幅に変わるのも魅力の一つだと思います。
逆に間違ったデザイン方法にしてしまうと後々困ってしまうのでくれぐれもご注意下さい。
青山・表参道の美容院『Sii(シィ)』は、青山一丁目駅から徒歩5分。カラーと質感改善が得意なプライベートサロンです。独自のヘアケア、似合わせのカラーリング技法、低温デジタルパーマなどとにかく『テクニック×ケミカル』にこだわりを持っています。
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