よくあるご質問
〜パーマ編〜
Q.すでにブリーチをしているのですがこの後にパーマってかけられるんですか?
A.ダメージの状態にもよるのですが原則パーマをかけることはオススメしません。
ブリーチをしている髪の状態
今現在、透明感や透け感と言ったワードが流行している中で、グラデーション、ハイライトなどの様々な技法を用いてカラーリングを楽しんでいる方もたくさんいると思います。
そんな中ブリーチ剤を用いることで、より狙った色味になりやすいということからブリーチ剤を使うヘアデザインも増えてきています。
ですが一旦ブリーチ剤で染めてしまうと、毛髪内部の栄養素は無くなりスカスカな状態になってしまうので、その後とても注意が必要になってきます。
色味が入りやすい分色味が抜けやすいということにも繋がります。
髪の毛自体を一本の筒と考えると中身が常に空っぽな状態を意味します。
パーマの仕組み
パーマという施術自体とても難しい施術であり、特に毛髪内部に働きかける事が重要視されるので、ブリーチをした後の髪だと中身が無い状態になってしまう分とても難しい施術になってきます。
狙ったカールが出ない事や、変な方向に曲がったり、びびり毛、縮れ毛になったり最悪のケースは毛髪自体が切れてしまう事もあります。
そうなってしまうと治すということは非常に困難になってしまうので本当に注意が必要です。
毛髪の仕組みについては痛んでしまった毛髪は治らないというお話にまとめてありますのでご参考下さい。
どうしてもパーマをかけたい時は
パーマという技術は日々進化していて様々な技法、お薬が増えています。
ですが、ブリーチ毛にパーマといのは非常に難しい施術になるので、もし実際にやる場合は経験、薬剤知識が豊富で安心して任せられる美容師さんに相談するのが良いと思います。
そこでしっかり状態を見て頂き最適な選択をすることが大切です。
難しい施術になればなるほど美容師さんの技量にかかってくるのでそこを一番重視しても良いかとお思います。
実際にパーマをかけたあとは
私自身、自分のやりたいという気持ちを優先して自分のブリーチ毛にパーマをかけた事があります。
その時はパーマをかけたという満足感はありましたが、後々大変な事になったのを今でも覚えています。
自分が身を持って体験したから言えるのですが、その時の一時の満足感よりもずっと続く満足感を優先した方が、素敵なヘアライフを楽しめるのかなぁとも思います。
パーマをかけて一瞬楽しんでバッサリ切ってしまうとかであれば比較的少ないリスクで施術出来るということもあると思います。
みなさんにも快適なヘアライフを楽しんで頂けたらなと思います。
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