よくあるご質問
〜カラーリング編〜
Q.地毛に合わせて染めるのと黒染めってどう違うんですか?
A.✂地毛に合わせるのは元々自分が持っている色調に合わせることで、黒染めはただただ本当に黒く染めます《その後のデメリットもあります》
地毛に合わせる
地毛に合わせるのを黒染めと捉える方もいるのですが、実際はそうではなく、人本来が持っている素の色味《明るさ》に合わせることを言います。なので仕上がりの見え方も変わってきます。
どういう事かと言うと、人本来が持ち合わせているメラニン色素には個人差があり、それぞれ自分の黒髪の認識に差があります。
一般的に日本人は毛髪の明度が5レベルなどと言われています。《数字が大きければ大きいほど明るい》ですが、現代では食生活の変化や、遺伝的要素なども含み、5レベルではなく6レベル、7レベル、明るい方は8レベルの方もいます。
全く染めていないのに明るく見える方がいるのはこういった要因から来ています。
なので地毛に合わせることを黒染めと勘違いしてしまい、施術を行ってしまうととても違和感があり浮いたような印象になってしまいます。ドラッグストアなどでも、『地毛に戻します』という謳い文句で売られている商品も多数あります。
地毛に戻すだけだからこれで良いかと思う方もいるかもしれません。
ですが、地毛に合わせて染めるというのは、とても技術がいることなので間違いなく美容院での施術をオススメします。
黒染めとは
名前の通り本当に黒く染める施術になります。
仕上がりは黒いというよりは少し青黒いと感じるかもしれません。
また、もともと地毛の明度が高い方が行うと、地毛より暗くなるので違和感を感じるかもしれません。
普通のカラーリングとは違い、一ヶ月・二ヶ月で色みが褪色すること無く、しばらく黒の染料が残ります。
なのでやっぱり明るくしたい、少し色味を変えたいというのがとても難しくなってしまいます。
メリットとしては当分カラーリングをしなくて済むので、根元のプリン状態などが気になることはありません。
さらにオールブラックになることで、印象も大幅に変わると思います。
逆に、デメリットとすると、次回のデザインチェンジに大きな影響を及ぼします。
一度黒い染料を、脱染・脱色により抜かなくてはならないので、その分毛髪への負担と手間がかかります。
黒という色素はどうしても残りやすいので、脱染・脱色の後でも狙った色味になりづらい事もあります。
こちらも同様、ドラッグストアには売られています。
ですが上記で説明したように、とても技術がいる施術になるので、こちらも間違いなく美容院での施術をオススメします。
実際に行う際には、未来のヘアデザインなどについてもしっかり考えておくと、後で困ることも少なくなると思いますのでご参考下さい。
青山・表参道の美容院『Sii(シィ)』は、青山一丁目駅から徒歩5分。カラーと質感改善が得意なプライベートサロンです。独自のヘアケア、似合わせのカラーリング技法、低温デジタルパーマなどとにかく『テクニック×ケミカル』にこだわりを持っています。
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